一日から三日まで、三・六街で開催された「さんろく祭り」では多くの飲食店や団体が露店を出してにぎわった。

 プロバスクラブ(井合典郎会長・会員九十人)も、トウモロコシや焼鳥、のり餅、ビールなどを販売し、たくさんの客を呼び込んだ。

 同会は、二〇〇五年創設の奉仕団体。翌〇六年から、さんろく祭りに出店し、益金の一部を「旭川いのちの電話」や「養護盲人老人ホーム・旭光園」などの福祉団体・施設や、震災被災地への募金などに寄付し続けている。

 今年も、角膜移植・アイバンクの活動などに寄付しようと、三日間、会員たちが手弁当で露店に立って声を張り上げた。井合会長は、「素人の集団が、福祉の活動を応援しようと、一生懸命に手伝ってくれました。売上げも目標に達して、よい祭りになりました」と笑顔で話した。