2018年コンテストの「あさひかわ新聞賞」を
受賞した「もみじのトンネル」
(伊藤ヤス子さん撮影)

 もうすぐ紅葉の秋。おかだ紅雪庭(市内五ノ十六)が「もみじ狩り写真コンテスト」の作品募集を始めます。

 おかだ紅雪庭は、一九三三年(昭和八年)、当時市内にあった酒蔵「北の誉」のオーナーが建てた和洋折衷の住宅です。正面玄関のステンドグラス、西日に映える銅の入った硝子窓、クリスタルのシャンデリア、遊び心あふれる欄間、美しい漆喰の壁…、そして紅葉の庭の美しさから「紅葉館」と呼ばれました。現在は動態保存建築物として、そばと料理の店を営業しています。その建物と紅葉の庭をテーマにした写真コンテストは六回目です。

 応募期間は、十月一日(火)から十一月八日(金)。作品はA4判のプリント写真のみ。額縁は不要。プロ、アマ、国籍は問いません。未発表で、デジタル加工や合成、過度の色彩調整をしていない作品に限ります。一人三点まで。 応募料は一点五百円。郵送も可です。

 

 応募期間中は玄関前庭の撮影は自由にできますが、中庭の撮影は事前の連絡が必要です。水曜は定休。
 また、十月二十七日(日)午前九時半から同十一時まで、店内と中庭を開放して「もみじ狩りを楽しむ撮影会」を開催します。参加無料。自由に撮影できます。

 グランプリ一点に紅雪庭の一万二千円コースの食事券、準グランプリ一点に同五千円を贈呈します。審査は、旧岡田邸200年財団の理事会員が行います。また、みみずく賞(いちかわ耳鼻咽喉科・食事券一万円)、グラフ旭川賞(五千円の商品券)、あさひかわ新聞賞(五千円の図書カード)などもあります。

 応募作品は、十一月十四日から十二月十七日まで、紅雪庭の応接間に展示します。表彰式は十二月八日午後五時から、展示会場で。

 問い合わせは、コンテスト実行委員会の森田陽子さん(TEL090―5983―6955)へ。