映画『一日一ドルで生活』を鑑賞し、「SDGs(エスディージーズ・持続可能な開発目標)」とは?「Because I am a Girl(女の子だから)」とは? を考える集いが十月六日(日)、市科学館サイパル(宮前一ノ三)一階学習・研修室で行われます。あさひかわSDGs部(堀内健一代表)の主催、プラン旭川の会の共催です。

 世界には一日一・九ドル以下で暮らす人々が約七億三千六百万人いるとされます。映画は、アメリカの若者四人が「貧困」を体験しようとグアテマラの田舎へ約二カ月間の旅に出るところから始まります。一日に使えるお金は一ドル。ビデオカメラを手に、空腹と寄生虫、極度のストレスに耐えながらなんとか生き残ろうとする記録です。

 映画には、マヤ民族のローサという女の子が登場します。貧困や望まない妊娠、病を抱えた娘の子育てなど様々な困難に直面しながら、ローサは看護師になるという夢に向けて前向きに生き、自己実現を果たそうとします。

 「Because I am a Girl(女の子だから)キャンペーン」は「遠い国の女の子の未来のために」を掲げ、世界で行われている運動です。旭川では、プラン旭川の会が活動しています。十月十一日の「国際ガールズデー」に合わせて、上映会を企画しました。

 当日は、①午前十時~正午、②午後一時~三時の二回。同じ内容です。①SDGsとは?②Because I am a Girl ミニミニ授業 ③『一日一ドルで生活』上映です。

 上映会の定員は五十人程度。無料ですが、できるだけ事前に申し込んでほしいとのこと。堀内代表は「会場には、SDGsについてや、国際ガールズデー関連のブースを用意します。映画を観て、私たちにできることを一緒に考えましょう」と呼び掛けています。

 申し込みは(メール plan_asahikawa@yahoo.co.jp、フェイスブック https://www.facebook.com/events/518766655545497/)へ。問い合わせは、堀内さん(TEL090―6444―1051)まで。