市内でパチンコアルファなどを経営する山本ビル(山本淳一社長)が九月三十日、「旭川市長寿社会生きがい基金」と「あさひやま“もっと夢”基金」にそれぞれ五十万円ずつ、合わせて百万円を寄付した。

 同社はパチンコアルファのほか旭川市内や札幌、函館などで飲食店や不動産賃貸などを展開している。

 長寿社会生きがい基金への寄付は一九七九年から二十一回目、累計千五百五十万円、“もっと夢”基金には二〇〇〇年から十一回目で累計五百五十万円になる。

 山本社長(59)と江夏秀則副社長(57)が市役所を訪れ、西川将人市長に目録を手渡した。西川市長から感謝状が贈られた。

 西川市長は「総額で千五百万円を越えています。長きにわたり、ご寄付いただきありがどうございます。しっかり活用させていただき、市民のみなさんに還元していきます」と感謝を伝えた。

 山本社長は「お世話になっている旭川市民に少しでもお力になればと思って寄付をさせてもらっています。毎年同じ額ですが、来年もここに来れるようにしたいです」と笑顔で応えていた。