旭川フィルハーモニー管弦楽団(辻直昭団長)の第四十二回定期演奏会が二十七日(日)午後三時から、市民文化会館(七ノ九)大ホールで開かれます。
 チャイコフスキー作曲の組曲「『白鳥の湖』より抜粋」と、「交響曲第4番へ短調作品36」を演奏します。指揮は、常任指揮者の村田紘監さん。

 演奏する二曲は、チャイコフスキーの円熟期とも言える一八七〇年代後半に作曲されました。クラシックバレエの『白鳥の湖』は、第二幕「情景」で演奏されるオーボエの物悲しげな旋律で有名です。また、「交響曲第4番」は冒頭で演奏される印象的なファンファーレと、悲劇的な暗さから歓喜へ向けた曲の進行が魅力的な一曲です。

 チケットは一般千円、高校生以下五百円。当日券も同額。全席自由です。ヤマハ旭川店、文化会館売店、クリスタルホール売店などで扱っています。
 問い合わせは、マネージャーの坪田さん(TEL050―5879―5078)へ。