旭川大学五十周年を記念する「高橋北修展」も二十九日(火)から十一月三日(日)まで、市民ギャラリー(宮下通十一、蔵囲夢内)で開かれます。

 高橋北修は旭川を代表する画家。一八九八年(明治三十一年)旭川市生まれ。本名は喜伝司(きでんじ)。十代後半から本格的に絵の修業を始め、一九一六年、「ヌタップカムシュッペ(アイヌ語で大雪山)画会」を結成し、旭川画壇の草分けとして活躍。大雪山を望む風景を描いた作品には定評があり、「大雪山の北修」の異名を持つ。三一年に帝展初入選。戦後も純生美術会や全道美術協会の結成に参加し、地元画壇をリードしました。四八年、第一回旭川市文化賞受賞。六二年、脳出血で右半身不随、以後左手で創作活動を続け、七八年に死去。七十九歳でした。

 二十五点が展示されます。ギャラリーの開館時間は午前十一時から午後六時まで。入館料は無料です。

 問い合わせは、同大事務局庶務課(TEL48―3121)へ。