「13歳7カ月の海軍兵士~太平洋戦争とこどもたち~」と題する講演会が九日(土)午後二時から、東部住民センター(東光五ノ二)中会議室で行われます。あさひかわ東地区九条の会の主催です。

 銀座通り内科クリニック院長の萩原信宏さん(79)が、診察室で患者から聞いた話をもとに、「あの太平洋戦争」について改めて考えます。表題の「海軍兵士」の話も患者の一人から聞いた証言です。

終戦の年の一月、旭川養成国民学校(現明星中学)一年生だった遠藤智治君は海軍に入隊しました。その時、遠藤君は十三歳七カ月でした。軍隊への志願は十七歳以上でしたが、一九四三年に十四歳以上とされ、さらに兵を集めるため十三歳も対象となっていったのです。

 参加費は二百円です。駐車場があります。

 問い合わせは、同会の前田さん(TEL35―8815)へ。