「大雪山からヒマラヤまで」と題する講演会が十六日(土)午後一時半から、東川町複合交流センター・せんとぴあⅡ(北町一)で行われます。

 アルパイン・クライミング(頂上を目指し岩盤や雪山をまっすぐスピーディに登ること)について、中山博之さんが話します。中山さんは一九七〇年、大分市生まれ。二十歳代に北海道に移住。植物調査が生業です。札幌登攀(とはん)倶楽部に所属。国内外でクライミングを行い、困難な登攀や新ルートを拓いてきました。

 国内の上ホロカメットク山や利尻山、海外のアラスカやヒマラヤの氷壁を登攀中に撮影したスライドを映しながら、アルパイン・クライミングの世界を紹介します。

 参加無料。午後三時ごろに終了の予定です。 また、十二月二十二日(日)まで、せんとぴあⅡ大雪山アーカイブスコーナーで「山岳クライミング展」を開催しています。

 クライミングはオリンピックの種目になるなど注目を集めていますが、百年以上前から「岩登り術」と呼ばれ、登山に活用されてきました。クライミングに関する書籍とレトロな登攀用具も展示しています。入場は無料です。