外国青年日本語主張発表会とユネスコ作文表彰式が十一月二十三日、サン・アザレア(六ノ四)三階ホールで行われた。旭川ユネスコ協会の主催。

 日本語主張発表会は、旭川市内で学ぶ高校生二人と大学生二人が発表した。

 旭川市長賞は旭川大学保健福祉学部三年の李超(リ・チョウ、中国)さん。「人生の先輩のために、できることは何か」と題し、「コミュニティ福祉学科で学ぶ中で、高齢者施設の現場を見て、お年寄りたちの役に立つ仕事をしたいと思った。希望を持って、お年寄りたちのお世話をする福祉の仕事に携わっていきたい」と発表した。

 旭川市教育長賞は「私の決意~日本と韓国の懸け橋になる」と題して発表した旭川大学経済学部二年の李憲周(イ・ホンジュ、韓国)さん。

 NHK旭川放送局長賞は「規律と革新」と題して話した旭川藤星高二年のバニナ・カンペストリイニさん(アルゼンチン)。

 ユネスコ協会長賞は「ブータンはどこでしょう?」と題して話した東川高校一年生のタンデイン・ジャムソさん(ブータン)に贈られた。

 作文コンクールには三百一作品の応募があった。最優秀賞は次の通り。表彰状と記念品が贈呈された。

 小学生の部「感謝を伝えること」菊地美菜々さん(永山小六年)と「平和への第一歩」稲場結莉奈さん(同)。 中学生の部「高齢化社会について」高橋優理子さん(啓北中二年)。