女性の奉仕団体、国際ソロプチミストルンベル旭川(大野優佳会長)は二十日、フィール旭川(一条買物公園)七階の自習スペースに、旭川家具の机二台と椅子四脚を寄贈した。

 毎年開催しているチャリティーコンサートの収益金を充てた寄贈で、今年で八回目。二〇一二年に机五台と椅子十脚を贈ったのを始まりに、これまでの累計は机が二十七台、椅子が五十四脚(約二百八十万円相当)になった。同スペースに並ぶ机と椅子のほとんどが、ルンベル旭川からの寄贈品だ。

 特にこの時期の自習スペースは、大学受験を控えた高校生など勉強に励む人が多く訪れ、満席になる日も少なくないという。

 同スペースを運営する市の担当者は「机の数は今回の寄贈でいっぱいになりましたが、自習スペースのさらなる充実に向けて、今後も違う形で支えてもらえたら」と話した。大野会長は「子どもたちの学習の力になれるよう、今後も寄贈を続けていきます」と答えた。