冬の常磐公園を楽しむ集いが十五日、行われた。市民グループ、常磐公園の自然を考えるなかま(高野克子代表)の主催。

 同会は年に四、五回、公園内を散策し、樹木や野鳥を観察する集いを開いている。

 この日は会員六人が参加。冬の青空のもと、散策と冬の遊びを楽しんだ。園内を流れる川に沿って、カンジキを履いた人を先頭に歩き、雄花を付けたカツラの木や種を内包する豆がらを付けているニセアカシアの周りを飛び交うゴジュウカラやベニヒワ、ウソなどの野鳥を観察した。その後、子どもの頃の遊びの「渦巻じゃんけん」をして童心に帰っていた。

 本山敦子さん(77)は「色々教えて頂くことで、常磐公園が魅力いっぱいな公園だとわかります。昨年はソリ遊びで子どもに帰った気持ちになりました」と笑顔で話した。

 集いには、誰でも参加できる。考えるなかまへの入会は、高野さん(TEL090―6699―8446、TEL55―0217)へ。