旭川歴史市民劇『旭川青春グラフィティ ザ・ゴールデンエイジ』の通し稽古が一月十八日、スタジオスクラッチ(四ノ八)で行われた。

 今回行われたのは、八月の本公演に先立ち公演される「予告編」の通し稽古。三十人の出演者が、ほぼ全員集まって行う通し稽古は今回が初めてだ。

 稽古中は、時おり演出の高田学さんからの指示が飛び、出演者はそれぞれの動きを確認しながら演じていた。

 高田さんは「やっとここまで来ました。今回の通し稽古で、課題と成長が同時に見えました。本番までに仕上げるのはもちろん大事ですが、出演者やスタッフみんなが楽しみながらつくっていけたら」と語った。

 総合プロデューサー・脚本の那須敦志さんは「演劇経験や年齢などが様々なみんなが、一つの目標に向かい、徐々に形になってきました。脚本に魂が入っていくのを見て、作者として嬉しい。期待以上のものになってきているので完成が楽しみ」と話す。

 同劇の予告編は、二月十五日(土)、十六日(日)の二日間、市民文化会館(七ノ九)小ホールで行われる。

 開演時間は、十五日は午後七時(同六時半開場)、十六日は午後二時(同一時半開場)。チケットは前売り、当日ともに五百円。まちなかぶんか小屋、こども冨貴堂、ジュンク堂書店旭川店で取り扱っている。全席自由。

 問い合わせは、まちなかぶんか小屋内の事務局(TEL23―2801)へ。