雪の美術館(南が丘三)の音楽堂にプロジェクションマッピングが導入され、二月二十六日にお披露目会が開かれた。

 同館を運営するのはマリーブラッサム(石川楊子社長)。二〇一三年(平成二十五年)に上映されたアニメ映画「アナと雪の女王」に出てくるお城に似ていると海外にまでその名を知られ、国内外から観光客がやって来る。

 また、結婚式場としても利用されていて、格調高いカフェレストランを含めて観光客以外の来場者も増えている。多い時期には一カ月に一万人を超える来場者があるという。

 プロジェクションマッピングは「雪と光のファンタジー」と題し、毎日一時間ごとに流されるものと、挙式時に流される二パターン。挙式やコンサートが行われる音楽堂で放映される。音楽に乗せて真っ白な壁や柱に雪の結晶やオーロラなどが映し出される様子はドラマティックで幻想的な雰囲気を味わえる。

 石川社長は「同館を訪れる人にもっと楽しんで頂きたいと思い、数年前からプロジェクションマッピングを導入したいと考えていました。来館されたお客様にドラマティックで非日常の世界を楽しんで頂けたらと思います」と話している。

 プロジェクションマッピングについての問い合せはマリーブラッサム(TEL73―7017)まで。