「平田和毅さんの高校進学を応援する会」(服部宗弘さんら共同代表)が二月二十六日、道教育委員会に和毅さん(15)の高校進学を実現するよう要請を行った。重度の知的障がいを伴う自閉症の和毅さんの母親・江津子さんは本紙に、「みんないっしょがいい」を執筆・連載中だ。和毅さんが特別支援学校ではなく地域の中学校に三年間通学し、本人とともにクラスメイトも大きく成長する様子をつぶさに見て、江津子さんは「障がいのある子もない子も、一緒の学校生活を送ることが大事だ」と強く思うようになった。今春、中学校を卒業する和毅さんは、旭川の定時制高校に入学したいと自ら意思表示をした。そんな思いを応援しようと、和毅さんを知る人たちを中心に、道内外の団体・個人が応援する会を立ち上げた。

(佐久間和久記者、4面に関連記事)

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