東川町在住のアマチュア写真家、中野實さん(79)の個展「美瑛 Mild Seven Hill – Before After」がきょう十七日(火)から、ギャラリー喫茶ルル(六ノ八)で開かれています。

 美瑛町の観光スポットのひとつ「マイルドセブンの丘」の風景を撮った写真約二十点が展示されています。四季それぞれに変化する丘の表情のほか、丘に立つ木の数が減っている様子が写真から見て取れます。

 丘の木は、寿命による倒木の危険性や農地への影響などの理由から伐採され、二〇一四年に八十本以上あった木は、現在では十本以下になっています。また、観光客が農地に侵入するなどの迷惑行為の被害にも遭っています。

 中野さんは「木の本数はずいぶん減りましたが、個人的には今ならではの魅力もあると思っています。木の寿命という意味では仕方のないことですが、全て無くならないといいですね」と話しています。

 二十八日(土)まで。営業時間は午前八時から午後六時まで(土曜日は午後二時まで)。日曜定休。

 問い合わせは同店(TEL22―7911)へ。