サケの稚魚を川に放流する「サケ出発式」が二十九日(日)午前十時から、ツインハープ橋下付近の忠別川河川敷(旭神町側)で行われます。あさひかわサケの会と大雪と石狩の自然を守る会(ともに寺島一男代表)の主催。

 同会は一九八四年から、家庭や学校、職場でサケの卵を孵化(ふか)させ、稚魚を飼育して、雪解けの時期に放流する活動を続けています。今年で三十七回目の放流です。

 卵から育ててきた“里親”たちと一緒に、海へと旅立つ稚魚を見送ります。放流の前には、旭川チカップニアイヌ民族文化保存会による祈りの儀式「カムイノミ」とムックルの演奏も行われます。

 午前十一時半に終了予定です。申し込みの必要はありません。長靴、暖かな服装で。放流用の容器(上部を切断したペットボトルなど)を持参して下さい。

 問い合わせは、寺島さん(TEL65―1940)、または橋詰さん(TEL090―9432―6572、午後六時~九時)へ。