道外在住の作家五人の作品を集めた「あたらしいカタチ展」がギャラリープルプル(七条買物公園)で開催中だ。同ギャラリーで道外作家の作品展を開くのは初めて。

 出展しているのは、en sippo(兵庫県・七宝焼き)、OTA MOKKO(神奈川県・寄木細工)、ケイコロール(京都府・テキスタイル)、工房イサド(埼玉県・額、鏡など)花と刺繍CoRte(岡山県・立体刺繍)。

 昔からある技術を新しい感性と組み合わせたり、古い物から新しいものを作り出したりして表現した、五人の作家の心躍るような作品が並ぶ。例えば、工房イサドの作品は、古い家の建具などを使用した存在感のある額が魅力的だ。また、それぞれの作家の紹介パネルなども用意されている。

 「ギャラリーと旭川に新しいものを取り込みたい、と思い開催しました。見るだけでワクワクするような作品を楽しんでもらえたらと思います。展示作品は販売もしています。家にこもらざるを得ない時期だからこそ、お気に入りの作品を手に入れてみませんか」とギャラリーの齊藤琴乃さんは話す。

 二十九日(日)まで。午前十時から午後六時。入場無料。月・火曜日定休。問い合わせは同ギャラリー(TEL73―8289、メール purupuru@snow.plala.or.jp)へ。