大雪地ビール館(宮下通十一)が、疫病を治めると伝えられる妖怪「アマビエ」をデザインしたラベルのビンビールを十二日から、販売する。

 アマビエは、伝説の半人半魚の妖怪で、水木しげるの漫画『ゲゲゲの鬼太郎』にも登場する。コロナ禍で、地ビール館も大きな影響を受けている。

 ビンの中には、同館を代表する「大雪ピルスナー」が詰められている。厳選モルト一〇〇%、キレの良さが特長だ。

 山崎俊至・工場長は、「コロナ退散の願いを込めて醸造しました。飲み終えた後は、コロナウイルスの鎮静と景気の回復を祈って、飾っていただければ」と話している。

 三百三十㍉㍑入り、五百二十円(税別)。レストラン店頭と電話(TEL25―0400)での注文、同館ホームページの通販サイトで販売している。

 また、同館は、隣接する駐車場にテントを設置し、ドライブスルーのスタイルで弁当の販売を始めた。ザンギ、チキン南蛮、生姜焼き、ハンバーグなどの弁当や牛丼、親子丼、カツカレーなど全メニューが六百円(税込)。電話(TEL25―0400)で予約するとさらにスピーディーだ。