旭山公園夜桜保存委員会(佐藤譲委員長)と旭山公園夜桜まつりサポータークラブ(佐々木浩一ら共同代表)が十三日、旭川小学校(児童数三百七十二人)にマスクを寄贈した。佐藤委員長と佐々木代表が市役所を訪れ、西川将人市長に手作りのマスク四百三十三枚を手渡した。

 同委員会は毎年、旭山公園で夜桜をライトアップするまつりを主催。第十一回となる今年はコロナ禍で中止を決めた。

 佐藤委員長は「まつりを始めた頃は終了後、四㌧トラックに一台のゴミが出たが、三回目から旭川小学校の児童たちがポスターを描いてくれたことで、四十五㍑のゴミ袋三、四個まで減った。毎年、描いていただいているポスターのお礼に、コロナでまつりが中止となった今年、マスクを贈ることにした。マスクは低学年から高学年まで全員に付けてもらえるように、大中小と大きさを取り揃えました」と話した。

 西川市長は「大変いい話ですね。子どもたちも喜ぶと思います。色とりどりで素敵なマスクです」と笑顔で応じていた。