北海道2500ロータリーEクラブ(湯浅秀昭会長)は五月二十七日、市立旭川病院にマスク千枚を寄贈した。湯浅会長(45)が同病院を訪れ、斉藤裕輔院長に「新型コロナウイルス感染対策に役立ててください」と手渡した。

 同クラブは、他のロータリークラブと違い、道内各地に会員がいてインターネット上で例会を開いている。マスク寄贈は様々な活動が延期や中止になり、その予算を活用して地域社会を支援しようと企画した。市立旭川病院のほか、会員が居住する地域の、市立美唄病院、北見赤十字病院、市立釧路総合病院に各千枚を寄贈した。

 斉藤院長は「マスクが足りない状態なので、非常に助かります。今後とも頑張りますので応援してください」と感謝の言葉を述べた。

 湯浅会長は「最前線で対応している医療従事者に一市民として応援したいと、感謝を込めて贈りました」と話していた。