銭湯の減少が止まらない。創業六十三年の老舗銭湯「八条プレジャー 旭鉱泉湯」(八ノ九、杉尾昇さん経営)が八月三十一日で営業を止める。市内の銭湯経営者の約七割が七十歳以上の高齢者だ。「年々、入浴客が減っており、将来展望が全く持てない。息子らに『跡を継いで欲しい』と言える状況ではない。俺の代で終り」と多くの経営者が口をそろえる。入浴客の減少がこのまま続けば、あと約十年で現在の三分の一ほどになる可能性が高い。東京では銭湯に関心を持つ若者たちの盛り上がりで、“銭湯ブーム”になっているという。旭川にブームは到来しないのか――。

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(佐久間和久記者)