広大な敷地の中で、ゲルの宿泊体験やキャンプが楽しめる「旭川発信ランド桜岡・モンゴル村」(東旭川町桜岡)では、ノボリフジが見ごろを迎えている。

 そのほか、チシマザクラやアジサイなども季節ごとに花を咲かせ、春から秋までの季節の移り変わりが楽しめる。

 敷地内にある大きな盆景は、森下光晴さん(79)が大雪山連峰をモチーフに製作した。神村武理事長は、「ここを訪れた人に、大雪山のスケールを感じてもらえたら」と話す。

 石や火山れきをベースにジャコウソウが敷きつめられているほか、春と秋に咲く花が十種類以上が植えられ、季節によって表情を変えていくという。森下さんは「ジャコウソウはこれから白とピンクの花を咲かせるので、もっと華やかになりますよ」と説明する。

 神村さんは「キャンプに来るお客さんも少しずつ出てきています。泊まらずとも、この豊かな自然の中に来てリフレッシュしてもらいたいですね」と呼び掛けている。