男山(永山二ノ七)が八月七日(金)から、「諸事情 普通酒」「諸事情 純米吟醸」=写真=の販売をスタートします。

 「コロナ」の影響で酒の消費量が激減し、多くの酒蔵では大量の余剰在庫が発生しています。今年の酒米の生育が進む中で、来期以降の仕込み数量を大幅に減らさなければならない状況です。 

 男山は、一度ビン詰めした商品を再使用する場合、商品の品位を保つため同じ商品として再出荷しない規定を設けています。今回の商品は、一度ビン詰めした在庫を飲みやすい味わいになるよう再調整し、価格についても再設定しました。

 「諸事情 純米吟醸」は、山田錦を使用した純米大吟醸に、北海道産の酒造好適米を使った純米大吟醸をブレンド。辛口タイプの飲みやすい「純米吟醸酒」として売り出します。

 「諸事情普通酒」は、純米酒を中心に、やや酸味のある爽やかな味わいになるようブレンドした甘口タイプに仕上がりました。

 純米吟醸は七百二十㍉㍑入り千五百円(税別)、アルコール分十六度。限定三千五百本。普通酒は七百二十㍉㍑五百円。アルコール分十四度。限定二万本。

 直売店、オンラインショップでは十五日(水)から、先行販売します。

 問い合わせは同社(TEL48―3777)へ。