旭川ゆかりの詩人小熊秀雄(一九〇一―一九四〇)の没後八十年と、小熊の親友で詩人今野大力(一九〇四―一九三五)の没後八十五年を記念する講演会が二十一日(月・祝)午後一時半から、ときわ市民ホール(市内五ノ四)四階の多目的ホールで行われます。現代詩の公募賞・小熊秀雄賞を運営する市民実行委(橋爪弘敬会長)の主催。

 日本がアジア太平洋戦争へとまっしぐらの時代、沈黙を強いられる仲間や国民に「しゃべりまくれ」と叫び続けた小熊と、その親友今野について学ぶ集いです。

 講師は、小熊賞の選考委員も務める米国人の詩人で作家のアーサー・ビナードさん(53)。日本語の達人、ビナードさんが、『そもそも詩人というものは』と題して話します。

 参加費は、八百円。新型コロナ対策で、人数を四十八人に限定して開催します。

 申し込みが必要です。ファクシミリで、名前と電話番号を明記して、(27―1617)へ送ってください。問い合わせは、あさひかわ新聞・工藤(TEL090―7510―1796)へ。