2019年コンテストでグランプリに輝いた
「残したい彩り」(木村美紀枝さん撮影)

 紅葉の秋です。おかだ紅雪庭(市内五ノ十六)が「もみじ狩り写真コンテスト」の作品を募集しています。

 おかだ紅雪庭は、一九三三年(昭和八年)、当時市内にあった酒蔵「北の誉」のオーナーが建てた和洋折衷の住宅です。ステンドグラスやクリスタルのシャンデリア、遊び心あふれる欄間、美しい漆喰の壁など、昭和モダンあふれる建物はもとより、紅葉の庭の美しさから「紅葉館」と呼ばれました。現在は動態保存建築物として、そばと料理の店を営業しています。その建物と紅葉の庭をテーマにした写真コンテストは七回目です。

 応募期間は、十一月十一日(水)まで。作品はA4判のプリント写真のみ。額縁は不要。プロ、アマ、国籍は問いません。未発表で、デジタル加工や合成、過度の色彩調整をしていない作品に限ります。一人三点まで。応募料は無料。郵送も可です。

 応募期間中は玄関前庭の撮影は自由にできますが、中庭の撮影は事前の連絡が必要です。水曜は定休日。

 また、二十三日(金)~二十五日(日)の午前九時半から同十一時半まで、撮影のため中庭が開放されます。店内は開放しません。

 グランプリ一点に紅雪庭の一万二千円コースの食事券、準グランプリ一点に同五千円を贈呈します。審査は、旧岡田邸200年財団の理事会員が行います。また、みみずく賞(いちかわ耳鼻咽喉科・食事券一万円)、グラフ旭川賞(五千円の商品券)、あさひかわ新聞賞(五千円の図書カード)などもあります。

 応募作品は、十一月十九(木)日から十二月十三日(日)まで、紅雪庭の応接間に展示します。表彰式は十二月六日(日)午後五時から、展示会場で。

 問い合わせは、コンテスト実行委員会の森田陽子さん(TEL090―5983―6955)へ。