旭川信用金庫(原田直道理事長)が十三日、「WEB販売促進セミナー」を同庫本店で開き、小売店経営者ら約三十人が参加した。

 新型コロナウイルスの感染が広がる中で、変化する生活様式や消費行動を受け、インターネットを介する販売ニーズに対応しようと企画した。

 講師は、二〇〇六年からWEB販売を開始し、楽天のWEBショップで「顧客満足度賞」を受賞した実績をもつ永原大介さん(北廊・代表取締役)。建設業から転じ、WEBショップで旭川家具を取り扱うようになった経緯からスタートしたセミナーは、楽天やヤフーなどのモール型WEBショップと独自に制作する自社ショップ型の違いなどをスライドを使って丁寧に説明した。

 また、売り上げを伸ばす三大要素など利益に直結する話なども盛り込まれ、参加者は真剣に耳を傾けていた。

 企画を担当した同庫調査役の庵原克俊さんは「コロナの影響もあり、今後はWEBでのビジネスは間違いなく需要が拡大すると思います。今日のセミナーには、まだWEB販売に着手されていない方や、すでに行っているが更にテコ入れしたいという方にご参加頂きました。今後のビジネス展開の参考にして頂ければ嬉しいです」とエールを送った。