旧士別信用金庫ビル(市内二ノ九)が改装された。所有者のタナカ(本社・旭川、田中豊文社長)が約一カ月かけて、外装も含めて全面改修工事を行った。

 同信金は名寄信金と二〇〇七年十月に合併し、北星信金となった。〇九年に市内で飲食店を営む会社に売却され、二〇年にタナカが買い取った。

 地下一階、地上六階で、総床面積は約二千四百六十平方㍍。現在、三、四階の一部に入居者がいる。 

 田中社長は「一、二階は信金が使っていたので、大型金庫がそのまま残っている。金融機関や貴金属などを扱う企業には最適。ビルは市中心部にあり、駅からも近い。駐車場も近隣にあるので、三階から上の階も会社事務所として適している」とアピールする。

 問い合わせは、田中社長(TEL090―3110―8555)へ。(佐久間和久)