あさひかわ新聞の連載コラム「江戸の知恵に学ぶまちづくり」(毎月第四週号)の挿絵、ナカジマヨシカさんの「判じ絵」原画展が、ほっとカフェ(東光七ノ二)で行われています。

 「江戸の知恵に…」は、筆者の平島淳嗣さんが豊富な歴史の知識を元に、江戸時代に学んで現代社会の課題解決を図ろうというコラムです。文章の中に隠れている答えを探すナカジマさんの判じ絵によって遊びの要素が加わり、コラムをより楽しくしています。

 今展では、第一回(二〇一六年三月二十二日号)から第五十八回(二〇年十二月二十二日号)までに掲載された判じ絵を展示しています。

 ナカジマさんは「今回は、純粋に絵だけを見て答えを考えていただく展示になっています。紙面ではモノクロですが原画は色がついているので、それもヒントになりますよ」と話します。

 ほっとカフェ店主の佐藤政子さんは「店内の繭(まゆ)玉とナカジマさんの作品が相まって素敵な空間になっているので、お食事やお茶がてら見に来て下さい」と呼びかけています。

 三十日(土)まで。日曜定休。午前十時~午後五時。入場無料ですが、飲食店のため注文が必要です。問い合わせは、ほっとカフェ(TEL090―7652―0864)へ。 (東寛樹)