あさひかわ新聞は毎年、冬まつりのメイン会場で制作される小雪像を対象に、本紙記者が主観と感性のおもむくまま「勝手に」賞をつくり贈っています。

 しかし今冬は、会場での雪像制作が中止となったため、現在オンラインを活用して開催している「第六十二回旭川冬まつり『みんなの冬2021』」に投稿される写真の中から選考を行い、賞を贈ります。

 「みんなの冬2021」は、コロナ禍の最前線で働く医療従事者をはじめ、多くの人に感謝の気持ちを伝えるほか、普段とは違う日常を過ごす全ての人にエールを送ろうと、制作した雪だるまやアイスキャンドルなどの画像やメッセージを募集、発信する企画です。

 フェイスブックやツイッターで「#みんなの冬2021」を画像につけるほか、公式LINEアカウント、公式HP(https://minfuyu.asahikawa-winterfes.jp/)内のメールフォームから投稿できます。

 市観光課の吉田昌史さんは「この取り組みへの参加が、新しい雪の遊び方を知るきっかけにもなると思います。いつもとは違う今年の冬を、思い思いに楽しみエールを送ってもらえたら」と呼びかけています。

審査対象は、二月二十一日(日)までに投稿された雪像や雪だるまなど。そこから四組の受賞者(グループ)を選出します(うち特別賞一組)。各賞は優劣や順位を決めるものでは断じてありません。あくまで、本紙記者が「勝手に」選びます。

 受賞者には賞状・写真パネル・図書券が、さらに特別賞にはコサインの掛け時計が贈られます。

 受賞者には取材を行うので、希望する人はメールフォームの連絡先の欄にメールアドレスを入力のうえ投稿して下さい。SNSやLINEの場合は、投稿したアカウントにメッセージを送ります

 厳しい寒さやコロナ禍の窮屈な気持ちを楽しさに変える――。そんな皆さんの心意気を弊紙は応援します。(東寛樹)

みんなの冬2021 https://minfuyu.asahikawa-winterfes.jp/