旭川地域と札幌で活動する画家や絵本作家、表現者たちによる作品展「10年目の3・11」が二十八日(日)から、こども冨貴堂(七条買物公園)のギャラリーキッズで始まります。

 出品者の一人、画家の三井ヤスシさんは、「今年で十年を迎える東日本大震災ですが、原発事故の記憶は風化していっても、現実は収束した訳ではありません」と同展の企画意図を説きます。

 そのほかの出展は、安部郁乃、かとうまふみ、桔梗智恵美、くりすいくこ、小寺卓矢、すずきもも、橘春香、広谷妙子、堀川真、マット和子の十一人。もう一人、増えるかも知れません。

 オープニングの二十八日午後二時から、ギャラリートークがあります。作家それぞれが作品に込めた思いを語ります。

 三月十四日(日)まで。問い合わせは、こども冨貴堂(TEL25―3169)へ。