東川町の道の駅・道草館一階のコミュニティホールで七日(日)午前十時から、乾燥させたローズマリーを蒸留してエッセンシャルオイルとフローラルウォーターを抽出するワークショップが開かれる。ひがしかわ観光協会(浜辺啓会長)の主催。ローズマリーで町民の健康な暮らしを実現しようと結成された「東川すこやかくらしプロジェクト」(松家源一代表)が協賛する。

 全国道の駅連絡会と明治安田生命が共催し、健康増進をテーマにする「道の駅健活プロジェクト」で、道草館が対象駅に選定された。観光協会が「ローズマリーのある東川町のPRとともに、健康づくりやより良い暮らしの向上について、考えてもらう機会にして欲しい」と企画した。

 ローズマリーは、料理やアロマセラピーに使用され、記憶力や集中力を高める効果があると言われている。

 ワークショップには、誰でも参加できる。蒸留器を使って抽出したエッセンシャルオイルとフローラルウォーターを、触媒を使って乳化させたものを小瓶に詰めて持ち帰ることができる(数量限定)。午後三時まで。

 ローズマリーを栽培している松家さんは、「ローズマリーの鉢をいくつか会場に展示します。興味のある方はぜひ足を運んでください」と話している。(佐久間和久)