旭川信用金庫(原田直道理事長)が開催した手作りマスクコンテストの表彰式が二月二十二日、同金庫本店で開かれた。

 コンテストは、コロナ禍により生活必需品となったマスクを既製品ではなく、自ら製作し販売または寄付するといった活動が増加したことから企画。マスクがただの消耗品ではなく、新しい生活様式におけるファッションとして定着し、日々の生活を明るくしたいという趣旨で募集したところ八十七点の手作りマスクが集まった。

 表彰式には、大賞に輝いた谷越知子さん(51)の他、グッドデザイン賞の今野清美さん(57)、グッドアイデア賞の和泉政義さん(73)、社会貢献賞の菅井百合さん(52)、北海道新聞社賞の山下望美さん(50)の五人が出席。原田理事長から表彰状と副賞が手渡された。

 表彰式で谷越さんは「子どもが楽しくマスクを着けらるれものを考えて作りました。周りも明るくなるよう頑張りました」と話した。

 応募のあった八十七点のマスクは十九日(金)まで、同金庫本店に展示されている。(工藤森)