「くまモン」の生みの親として知られる、小山薫堂さんを講師に迎えたデザイン×経営セミナーが、十七日(水)午後六時半から、市民文化会館大ホールで開かれます。あさひかわ創造都市推進協議会の主催です。

 旭川市は二〇一九年十月にユネスコ創造都市ネットワーク(デザイン分野)への加盟を認定されました。日本国内では名古屋、神戸につづき三都市目、世界ではベルリン、モントリオール、ヘルシンキ、北京など名だたる四十のデザイン都市の仲間入りを果たしました。

 創造都市ネットワークの一員として、デザインを活用して「持続可能で幸せな暮らしの創出」を目指すためのセミナーです。

 小山さんは一九六四年、熊本県天草市生まれ。放送作家として『料理の鉄人』『カノッサの屈辱』などを企画、映画『おくりびと』の脚本で第三十二回日本アカデミー賞最優秀脚本賞などを受賞しました。現在は京都芸術大学副学長を務め、地域や企業のプロジェクトアドバイザーとしても活躍しています。

 デザイン経営やデザイン思考に関心がある人、くまモンのファンなど、たくさんの市民に聞いてほしい講演です。

 参加無料。定員五百人。オンラインによる参加もできます。上記のQRコードから申し込みを。

 問い合わせは、事務局(TEL65―7048)へ。