旭川地方自動車整備青年経営研究会(守田敬幸会長)が主催するミニバスケットボール大会KKカップが二月二十一日と三月六日の二日間、上富良野町社会教育総合センター(上富良野町)と富良野スポーツセンターで開かれた。

 同会がスポーツ大会を主催するのは初めて。コロナ禍で各種大会が中止になる状況が続き、子どもたちに練習の成果を発揮できる機会を提供したいとの思いで企画した。

 大会には旭川市内のミニバスケットボールチーム男女各八チームが参加。一年間、思うように試合が出来なかった選手たちは、貴重な試合の機会に真剣な表情でプレーしていた。

 大会はトーナメント戦で進み、男子が西御料地小、女子は東神楽小が優勝した。

 また、会場の外には真っ白な自動車とマジックを用意した。子どもたちに好きなように落書きをしてもらい、二日間で子どもたちの“自由なデザイン”によるカラフルな自動車が出来上がった。

 守田会長は「初めてのスポーツ大会を主催するにあたり、大変なこともありましたが、試合で子どもたちの笑顔を見ることが出来て良かった。自動車離れが進む昨今、自動車に触れることで少しでも興味を持ってもらえれば嬉しいですね。継続事業として検討したいと考えています」と笑顔で話していた。(工藤森)