奉仕団体の旭川クリスタルライオンズクラブ(LC・藤井茂男会長)が十三日、市内の全小学生に配布する反射シールを市に寄贈した。

 交通事故を防ぐため自転車に貼る反射シールで、ゴールデンウイーク前までに市内五十四の小学校に配布され、全児童約一万二千八百人の手元に届く予定だ。

 黒蕨真一教育長が「雪も解けて、ちょうど子どもたちが自転車に乗り始める季節です。自転車の運転は十分注意するよう教育の一環として伝えながら配布したいと思います」と話すと、藤井会長は「当会の創立十周年ということで作らせて頂きました。前回、五年前に反射シールを贈らせて頂いた際は、自転車に貼っている子どもを見かけて嬉しく思ったのを覚えています。子どもたちだけでなく我々運転する側も気を付けて交通安全を心掛けたいと思います」と応えた。(工藤森)