イオン旭川春光店(春光町十)が来年二月二十八日、営業を終了する。築四十年が経過し、建物の老朽化と多様化する利用者のニーズに合わなくなったため。運営するイオン北海道(本社・札幌)は閉店後、建物を解体し新たな商業施設を建設するとしているが、概要や時期などは未定。

 同店は一九八一年七月、当時の北海道ニチイが、ニチイ旭川店としてオープン。その後、春光サティ、ポスフール春光店と名称を変更。イオン北海道に経営が移った二〇一一年、イオン旭川春光店となった。敷地面積は約二万五千四百平方㍍。二階建てで、延べ床面積は約二万二千百平方㍍、約七百五十台分の駐車場を持つ。

 イオン北海道は旭川市内に同店のほかイオン旭川駅前店、イオン旭川西店、イオン旭川永山店の大型スーパー四店舗と、低価格食品スーパーのザ・ビッグの宮前通店、緑が丘店、アモール店の三店舗を展開している。(佐久間和久)