危機に向かう「日本の食」を考えるドキュメンタリー映画の上映会が二十三日(日)、まちなかぶんか小屋(七ノ七)で開かれます。チーム「今だから」の主催。

 上映されるのは、弁護士で元農水大臣の山田正彦(79)がプロデューサーを務める『食の安全を守る人々』(二〇二一年・百三分)。監督・撮影・編集は、長年、農業をテーマに制作を続ける原政樹。

 種子法廃止、種苗法の改悪、除草剤ラウンドアップ規制緩和、そしてゲノム編集食品の流通への動きなど、日本の農と食は、世界の潮流とは真逆な方向にまっしぐらです。

 TPPに象徴されるグローバル化、多国籍アグリビジネスによる支配によって、食料自給率はますます低下し、私たちの命や健康は危機にさらされています。

 日本だけでなく、米国のモンサント裁判の原告や、子どものために国や企業と闘う女性、韓国の小学校で普及するオーガニック給食など、食の安全を守る人たちの活動にカメラを向けるドキュメンタリー。

 参加費は八百円。上映は、①午前十時から、②午後一時から、③午後四時から、④午後七時からの四回。

 各回定員三十人。予約・問い合わせは、松浦さん(TEL080―5720―4367)へ。