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TEL25-3223

img夜になると四条通沿いでひときわ目立つ茶色の看板、「旭川ジンギスカン ひぐま村」にお邪魔しました。昨年の十二月八日から約一カ月半の試験営業を経て、今年の一月二十五日にグランドオープンしました。その間に練りに練ったメニューとサービスが評判で、人気が拡がっています。

人気の秘密は、なんといっても道内産の生ラムを味わえるところ。稚内、美深、士別から仕入れるラム肉は、羊の頭数も少ないとあって貴重な肉です。

img一番人気の「北海道産生ラム」(一二〇グラム千五百円)は、ラム独特の臭みがなくて食べやすく、羊の肉になじみのない道外の観光客にも人気です。この店の特徴でもある塩ダレをつけて食べれば、サッパリとした口当たりで何枚も食べてしまいます。

その他に、新鮮な富良野産の豚肉を塩ダレに漬け込んだ「塩豚ジンギスカン」(一二〇グラム七百円)もオススメと店長の前田啓子さん(50)は話します。

img完食する前に一度箸を休めて「〆(しめ)ラーメン」(二百円)を注文。麺だけのシンプルなラーメンが登場します。残りの野菜と肉を焼いてトッピングし、塩ダレ、醤油ダレとお店のオリジナルブレンド茶を注いで味を整え、ズズッと食べてごちそうさま。

三月からは、昼の十二時から営業が始まります。クラス会などにオススメです。夜は歓送迎会にぴったりの宴会コースがスタートします(二千円・五人以上、プラス千五百円で百二十分飲み放題)。

スタッフの接客はピカイチ。「人柄を売るのが仕事」というお店の信念が伝わってきます。

営業時間は、午後五時から十一時まで(三月以降は正午から営業)。無休です。

ケロコからひとこと

img最近ジンギスカンのお店が目につくようになりました。その中の一店に娘と行って来ました。生ラムジンギスカンは、柔らかくて臭みもなくておいしいの。塩ダレがあるのは珍しいかも。

お腹がいっぱいになっても〆はラーメン。ライスも山盛り食べたけど、ラーメンは別腹です。お茶をかけると聞いてびっくり。そしてその味付けは自分でというので、娘も私も真剣。塩ダレがおいしいと言われたけど、醤油味のタレもちょっと入れて大成功。あんなにお腹いっぱいなのにペロリと食べちゃいました。

何よりも気持ち良かったのは接客。きちんとお客さんを見ています。また行ってみよう。

2008年02月26日号掲載