３ノ６ 珍平ビル１Ｆ
TEL25－6969
三・六街の真ん中に、昼から営業している定食屋があるということでお邪魔しました。
入ると美味しそうな魚や野菜の煮物などが並ぶショーケース。カウンターにはマヨネーズに、ふりかけ。そして漫画。これぞ定食屋という感じです。
壁に貼られたメニューから「定食セット」（五百円）＝写真＝を注文しました。ショーケースから好きなおかずを二品、お新香にポテトサラダ、昆布の佃煮、味噌汁、おかわり自由のご飯が出てきました。惣菜はオーナーの宮田光子さん（49）のお母さんが作る、お婆ちゃんの味です。
姫竹とフキと竹輪の煮物と、カレイの煮付けを選びましたが、どちらもとても優しい味付け。ポテトサラダもレシピを聞きたいぐらい。ワカメの味噌汁もとても良いお味。ご飯も美味しいので聞いたところ、冷めても美味しいようにと、お米屋さんにブレンドしてもらっているそうです。
「おにぎりセット」（五百円）は、そばかうどんに、おにぎり、惣菜一品、サラダが付いて、中々のボリューム。全てのメニューがお持ち帰りＯＫ。職場や家でも味わうことができます。
夜には瓶ビールか焼酎に、肴が二品付いた「晩酌セット」（五百円）があります。単身赴任の人や飲み会の待ち合わせで一杯、なんて人にお勧めです。
営業時間は午前十一時半から午後二時、休憩を挟んで午後五時から九時まで。日曜祝日定休です。
（取材・佐藤日奈子記者）
ケロコからひとこと
この店の前を通る度に名前が気になって、お昼に１人で行ってみました。１人で食事をしに行くのはあまり好きじゃないのですが、ここなら大丈夫。
気に入ったのがご飯。いいお米を使っています。お米でその店の姿勢がわかるというものです。ここは合格!!
おかずを迷いながら選ぶのは楽しいですね。どれもおふくろの味という感じ。帰りにおかずを買って夕食の一品にしてもいいですね。本当に手作りの味なので、買ってきたとは気が付かれないと思いますよ…。
次はうどんのセットにするか、おにぎりにするか、豪華におかずをあと一品増やしてみるか――。
