1ノ20 
TEL73-4337

img昨年の八月にオープンしたお店です。「アッラ ブラーチェ」――。聞きなれない発音の店名は、イタリア語で「炭火焼き」を意味するそうです。なるほど、店に入ると特注のグリルがカウンターの横にあり、炭と肉の香りが漂っています。内装もとてもお洒落。掘りごたつの小上がりは落ち着きます。オーナーは澁谷智弥(ともみ)さん(37)。

おススメのメニューは炭火焼きの「道産 美瑛交雑牛ランプ」(千四百円)。お尻の近くの柔らかい赤身の部位を焼き上げた一品。ミディアムレアでジューシーな肉を、付け合せの野菜と一緒に味わえばさらに美味しさアップです。

imgピザは、二人で色々な料理を食べてもサイドメニューとして丁度良いサイズです。上写真の「ニンニクと黒胡椒のピザ」(八百四十円)は、ふんわりした生地に、鮮やかなオレンジ色のレッドチェダーと、スライスニンニク、黒胡椒というシンプルな組合せで、素材の味を楽しみながら何枚でも食べられます。

「魚介類のかき揚げ ゲランドの塩添え」(八百四十円)は、魚介類はもちろんインゲンやヒヨコ豆も混ざっていてホクホクとした食感が箸を進めます。

img二十三、二十四、二十五日は一人前七品で五千円のクリスマスコース料理を楽しむことができます。年明けには新メニューも登場する予定です。

営業時間は午後五時半から午前零時まで。日曜定休。店舗左手に駐車場があります。

(取材・佐藤日奈子記者)

ケロコからひとこと

「美味しいお肉が食べたい!」と思う時、この店を思い出します。炭火焼きだから脂分が下に落ちてヘルシーです。そして炭火焼き特有の良い香り。添えてある野菜も美味しいの。

奥の小上がりに座ると、居心地が良くて、つい長居をしてしまいます。

お気に入りは「ニンニクと黒胡椒のピザ」。チーズとニンニクと黒胡椒だけのシンプルなピザなのですが、これがやたら美味しい。一人で二枚は食べたい!!

次に行った時には、イベリコ豚も、カウンターに置いてあるハムも食べてみたい。もちろんピザは二枚。

食欲の秋が終わり、食欲の冬がやってきたゾ――。

2008年12月02日号掲載