5ノ12
TEL23-7500

img流通が発達した今は、北海道にも新鮮な茶葉が旬のときに店頭に並んでいます。今の時代だからこそ近所のお茶屋さんへ足を運んで美味しい茶葉を味わうのがおススメです。

買物公園から五条通りを歩くこと数分、お茶の旗が見えてきました。昔ながらのお茶屋さんです。飯島茶舗は、現在二代目の飯島紳之(のぶゆき)さん(62)と奥さんの二人で営むお茶屋さんです。創業は一九三二年(昭和七年)。ご主人は生まれも育ちもこの場所です。旭川も春めいてきた今日この頃、おススメのお茶を早速出してもらいました。

img桜葉の砂糖漬けと緑茶をブレンドしたその名も「さくら」(五十グラム・六百三十円)=写真。ふんわりと色づいたピンク色の桜の花と、キラキラ砂糖をまとった桜の葉。そして深緑の緑茶。湯呑にお茶を注いで口へ運ぶと、鼻の穴からスッと桜の香りが抜けていきます。お茶の香りの間から控えめに香ってくるので飽きがこなく、飲みやすいです。

「もう少し前の時季なら柚子の香りのお茶もあってそれもおススメ」と奥さん。

「ペットボトルで手軽にお茶が飲める時代、お茶屋も様々なアイデアで独自の味を追求しているんです。フレーバーティーのようなものや、茶葉の片付けが楽なティーバックを販売したり」と話してくれたご主人。四月下旬からは鹿児島県の種子島から今年一番の新茶が届きます。近所のお茶屋さんで美味しいお茶の入れ方を教わりながら、毎日お茶を飲む習慣をつけてみてはいかがでしょうか。

img営業時間午前八時から午後七時まで。無休。

(取材・佐藤日奈子)

ケロコからひとこと

何度かお店の前を通っていて気になっていました。一歩お店に入ってみると、懐かしいお茶箱が積んであります。母が「お茶箱は湿気が入らない優れものなんだよ」と言っていたのを思い出します。

春らしいお茶と思って手に取った「桜葉入りの緑茶」は、香りも味も一足先に春満開という感じです。

imgいつも朝や夜のくつろぎタイムにはコーヒーを飲んでいましたが、今はおいしいお茶を丁寧に入れて飲んでいます。こんな時間は、まろやかで香り高いお茶でなければダメ!!

たまには専門店で、おいしいお茶選びを楽しまれてはいかがでしょう。