3ノ6米沢ビル1F
TEL26-8420

500Bar

三・六街の中でも、ちょっと目立たない一角。馴染みの店がなければ通らない、静かで隠れた名店がある並びに「500Bar」の看板が掲げられたお店があります。入口には「寿司」と書かれています。お寿司とバー…?。

店内は、ブルーのライトが光り、ピザやパスタが出てきそうなオシャレなカウンターがあります。とっ、見ていると「パンッ」と粋な仕草で手を合わせ、手際よくお寿司を握りカウンター越しにお客さんに出しています。マスターの橋本一成さん(60)は本物の寿司職人なんです。

500Bar店名の「500」の意味は、ワンコインバーを意味します。チャームチャージ、飲み物、一品料理の全てが、五百円。寿司は一貫百円。マグロ、ホタテ、サーモン、エビ、白身、イクラ、イカ、トビッコの八種から選べます。

「今は、同じ業種の人が仕事帰りに寄ってくれることが多いのですが、サラリーマンの人にもぜひ味わってしてほしいです。飲んだ後のラーメン一杯を、ヘルシーなお寿司にしてはどうですか?」と話します。寿司折(八貫・千円)もあるので、帰りが遅くなった日の手土産にもおススメです。

500Bar沢山飲む人には、二千五百円の飲み放題プランもあります。

営業時間は午後七時から翌午前四時まで。日曜定休。

 

(取材・佐藤日奈子)

 

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*女性の読者限定裏メニュー「あさひかわ新聞見たよ」で、マグロとサーモンの巻き寿司=写真=が五百円で食べられます。

ケロコからひとこと

500Barへの地図レストランや居酒屋さんは詳しいけれど、スナックやバーは、お酒があまり飲めないのでそれほど知りません。誰かに連れて行ってもらっても、その店がどこのビルにあったのか覚えていません。

そんな時、友だちに連れて行ってもらったこのお店は、すっかりお気に入りになってしまいました。ちょっと素敵なマスター。こじんまりしていて、一人で行っても気軽にカウンターに座れます。

何よりも気に入ったのは、お寿司が出てくること! 友達が「お腹空いてない?」と言うので「空いた」と言うと握り寿司が出てきました。マスターが握っている。思いがけない美味しさに、感動してしまいました。

夜中にちょっと寄ってみませんか?

2009年08月04日号掲載