2ノ8 2条ビル2F
( 電話はありません )

 二条緑橋通八丁目の二条ビルを見上げると、二階の窓に「ベアー焼き」とオレンジ色の文字が貼られています。階段を昇っていくと、上からふんわり甘い香りが――。

 「ベアー焼き」を作って販売しているのは、石田明美さん、大森由美子さん、篠川美智代さんの三人。みなさん主婦。三人合わせて百五十歳だというベテラン主婦の共通点は、養護学校に通う中三の子どもがいることです。

 子どもたちが社会へ出たときの就労の場にと、このお店をオープンしました。今のところは、水曜日と金曜日の週に二日だけの営業です。

 北海道らしい、サケを抱えたヒグマの型は、地元の臼井鋳鉄工業(永山町六)で製作しました。餡(あん)は、福居製餡所(二ノ二十)の白餡、つぶ餡、季節限定のカボチャ餡の三種類。道産の小麦粉、生地の隠し味に美瑛産のハチミツを使った北海道たっぷりのお焼きです。一個百二十円。

 ふんわりとした生地に、型からはみ出したパリパリの羽が少し。ほおばるとお腹からアンコが飛び出してきそうです。熱々焼き立ての美味しいこと。お茶とも牛乳とも合う味です。冷めるとしっとり。生地のふんわり感が残っています。

 冷凍して保存するのもおススメ。おやつにチンして、ちょっとフライパンで温めて――。

 イベントの出張販売もしています。費用などは「相談してください」とのこと。

 水、金曜の午前十一時から午後三時半まで営業。二十四日はお休み。年始は一月五日から。

(取材・那須日奈子)

ケロコからひとこと

 可愛くて美味しいお焼きがあるよと聞き、行こうとしたら水・金しかやっていないというので、行くまでに時間がかかったけれど、やっと行けました。

 買うだけかと思ったら喫茶コーナーがあって焼き立てを食べられました。熱々の焼き立ては最高! 皮のパリパリがいい。熊さんなので、頭から食べるか、足からか? としばし考えました。

 食べながら話していると、養護学校へ通う中三の子どものお母さんたち。旭川には高等養護学校がないので、寄宿生活になるという話。私も、高等養護学校を旭川にもという署名をしたことがあるので、つい話し込んでしまいました。

 ベアー焼きが人気になって、子どもたちの就労の場になればと祈っています。