神楽5ノ4
TEL:63-7015

 “天然物”のたい焼きはご存知でしょうか?「天然」といわれてもポカ~ンとしてしまいますが、注文が入ってから一匹一匹を丁寧に焼き上げる「一丁焼き」のたいやき屋さんのことだそうです。お邪魔した「たいやきのかぐら」は、北海道に三軒しかない一丁焼きの貴重な一店です。

 店主の渡辺稔さん(59)が三年前に始めた店は、生地も、も自家製です。構想から七年、研究に研究を重ねてたどり着いた今の味。「まだまだ発展途上、全国にはもっと上がいます。毎年、研究のために、たい焼き食べ歩き旅行へ行くのが楽しみで」と渡辺さん。

上富良野、美瑛産の小豆をほぼ毎日、じっくり木ベラでかき混ぜながら炊き上げた餡は、ふっくらとした「つぶあん」とトロッとした「こしあん」の中間という感じ。口に入れたときの甘過ぎず、ほんのりと塩味も感じられる餡は、口にした誰もが「これは美味しい」と唸ります。

 皮は薄く、その分たっぷりと入った餡とのバランスが一丁焼きの特徴です。焼きたては、パリパリサクサク。時間を置くと、餡が落ち着き、生地にはもっちり感がでます。

 注文を受けてから焼きます。待ち時間がありますから、急ぎならば電話予約をおススメします。

 一個百二十円。営業時間は午前十一時から午後六時まで。火曜定休。餡が無くなり次第閉店です。

(取材・那須日奈子)

ケロコからひとこと

 「おいしいたい焼きがある。一日二回も買いに行っちゃった」と聞いたら気になって仕方ありません。先日、やっと行ってきました。

 すぐ買えるかと思ったら、焼いておかず注文を受けてから焼くんだって。急いでいたので、どうしようかと思ったけれど、せっかく来たのだからと待つことにしました。これが正解でした。

 決して冗舌ではないが、色々なことが聞けました。「一丁焼き」といって、一つ一つ焼いていきます。見ていると楽しい。

 焼き立てはパリッパリとしているので、車に乗ってすぐに熱々を食べました。こりゃぁ美味しい。手作りのあんは、小豆の味がして、しみじみと美味しい。あっという間に二個ペロリ。しばらく通いそうです。