東旭川北1ノ2 TEL74-5568

 動物園通り沿いにある薬膳料理のお店「Honzou(本草)」にお邪魔しました。お洒落な美容室か、雑貨店のような外観。店内は中国茶の器などがキレイに並べられ爽やかで清潔感があります。昼時を過ぎても女性のお客さんが次から次へとやってきます。

 一昨年の五月にオープンしたお店を切り盛りするのは、池田繭美(まゆみ)さん(59)。薬膳とも関係が深いマクロビオテックや、ハーブを学び、北京や上海の本格的な中医学を勉強するようになったと言います。同店で使う生薬は、中国のドクターが現地で仕入れている本格的なものです。

 人気の「薬膳スープセット」(千三百円)をいただきました。ブレンド茶がお洒落な急須に入って出てきました。すると、二口ぐらいのドリンクも。三種の野菜と、リンゴをワインで煮たもののミックスジュースで、クッと飲むと空っぽの胃袋が優しく目覚めていきます。

 サラダは果物がたっぷり。イチゴやナシと一緒にもずくも。これだけで、体の中がキレイになった気分になります。小鉢には、ミルクとダシで煮た高野豆腐、油揚げ、タマゴが入っている煮物。それを食べていると、メインの薬膳スープが登場です。

 スープには、冬虫夏草、田七人参、イチジク、アガリクス茸、キヌガサ茸、白キクラゲ、なつめ――。まだまだ沢山の具材を二十時間煮込んで、その時の天気や季節に合わせて味付けがされています。一口一口色々な味です。そして、どの一杯も美味しい。

 ご飯は雑穀。スッと出てきたヨーグルトで漬けた漬物も美味しかった。デザートのアイスにも感激。なつめがゴロゴロ入った贅沢なものでした。最後に黒豆コーヒーとドライフルーツも。たっぷり食べたのに、「胃が苦しい」とならないのが不思議な感じです。

 「体調や症状で、調理法も工夫できます。お伝えください」と池田さん。

 営業時間は午前十一時から午後七時まで。月曜定休(不定休あり)。

(取材・那須日奈子)

 

 

ケロコからひとこと

 薬膳と聞くと、何となく薬臭くて苦手と思っていたけど――。ここは最初から驚きました。

 まずは、お茶。その後フルーツが。「ご飯の前にデザート?」と思ったら、ちゃんと理由がありました。次の料理が出る度に驚きます。器も一つひとつお洒落です。

 薬膳スープに入っているものは、初めて食べるものばかり。これが美味しい。深い味わいです。絶対に自分では作れない味。思い出しただけで食べたくなります!

 デザートで終わるかと思ったら、最後にもう一品、お洒落に出てきました。お店も素敵だし、ママさんも素敵。

 帰る頃には、血も性格までもキレイになった感じ。また行きます。