3ノ18
TEL:33-9199

 旭川四条駅の近くに、真っ白なライブハウス「サウンドビレッジ」があります。その一階に昨年十月、カフェがオープンしました。

 カフェのオーナーで調理もこなすのが二木真澄さん(28)。「僕の食べたいものしか出していませんが、どれも美味しいですよ。コーヒーの味と値段は自信があります。二杯飲んで五百円です」。

 カフェで食べるならと、パスタを注文。王道のカルボナーラ(六百五十円)を一口。パスタは程よい硬さ、チーズもたっぷり絡まり、美しく添えられた黄身を割ってあっという間に完食です。大盛りはプラス百円です。

 人気のカレー(六百円)は、各五十円でトッピング(目玉焼き、チーズ、ベーコン)ができます。ほんのりと後から来る辛さ。ヒーヒーというより口の中がピリッと感じるぐらいの辛さ。その味加減が妙に美味しいです。

 市内専門店の自家焙煎の豆を使用したコーヒーは、旭岳の源水でいれています(三百円、お替り二百円)。不思議なぐらい、すっきりと飲みやすいです。

 デザートにはワッフル(三百円)もあります。

 営業時間は午前十一時半から午後八時(ラストオーダー)まで。不定休。

(取材・那須日奈子)

 

ケロコからひとこと

 

 同じお店でも、二カ月後、四カ月後に行ってみると、進化していることがあります。「おっ!頑張っているなぁ」という感じ。

 サウンドビレッジカフェは、進化しているカフェです。素人で始めたので最初はコーヒーだけ。食べ物はクロワッサン。それから、パスタが加わり、今は種類も増えて、カレーも登場。カレーのトッピングに、目玉焼きやスクランブルエッグなども。

 このカレーがとてもスッキリとした辛さで本格的。私の好きな味で、なんだか思い出したらまた食べたくなってきます。

 肝心なコーヒーも、丁寧にいれているのが伝わる美味しさ。そして安い! 何回も行かなくては――。

2011年04月19日号掲載