7ノ8
姫小路

 昼間は静かな七条にある姫小路。夜になるとワイワイガヤガヤ賑やかになる小さな通りです。馬場ホルモンの向かいに昨年六月にオープンした「お食事処 館」にお邪魔しました。

 席は五席。頑張れば六人は入れるかな――というぐらい小さな店内に、びっしりと貼られたメニューの数々。「日替わり定食五百円」「ラーメン三百円」。えっ三百円! 驚きの値段です。

 店は菅野賢治さん(66)が一人で切り盛りしています。「同じ名前で、ラーメン店と食堂を三十年以上やっててね。一緒にやっていた母ちゃんが体を悪くして店は閉めたんだけれども、ジッとしていられない性格だから…」と菅野さん。

 人気のメニューは、焼き肉定食・ガーリックバター(六百八十円)。注文が入ってから切る肉の分厚いこと。安くて、その上ボリューム満点です。それならばと期待を込めて、とんかつ定食・ソース(六百五十円)を注文=写真。端から端まで脂身の甘みと、サクサクの衣の美味しさといったら。付け合せにサツマイモのサラダもオシャレ。ミソカツの味は四種類もあります。

 暑い日には、手打ちの冷麦(四百八十円)を。運がよければ旬の山菜の天ぷらが添えられて出てきます。燻しカツオで丁寧にダシをとったつけダレも上品な味。このボリュームと味で、五百円でお釣りが貰える――。

 「前は百三十種類はメニューがあって、今は少し控えめ。でも常連さんは、なんでも作れるって知っているからさ。ハハハ」と笑う菅野さんです。

 営業時間は午前十一時から午後九時。日曜定休。

(取材・那須日奈子)

 

 

ケロコからひとこと

 これはもう感激します。ボリュームがあって美味しいという噂はあちこちから聞こえていましたが、先日初めて行ってきました。

 暑い日の冷たい麺は最高ですが、冷麦でそれも手打ちときたら――。ツルツルでとても美味しかった!

 メニューを見ると、レバニラ炒めがある。急に食べたくなってこれも注文。ニラが青々していて味付けも最高。

 餃子が二百円と書いてあったので、一個か二個を想像していたら、プリッとした小ぶりの餃子が六個も。皮は冷麦を手打ちするぐらいですから、もちろん自家製です。ジュワ―っとジューシー、ああ美味しい。

 次はラーメンか。メニューを全部制覇するまで頑張ります!