3・4仲7丁目・TEL22―3180

 三・四仲七丁目、大きな提灯と暖簾が目印のお店、創業二十六年の「やきとり・釜めし 金太郎」におじゃましました。

 店内はカウンターと小上がり、個室で三十五人ほどが座れます。やはりメインは焼き鳥と釜飯。鳥、豚、牛、野菜など三十種以上の串焼きメニューが一人前三本(一部二本)で三百円から。そして鮭やカニ、うなぎなど九種類の釜飯が八百円からずらり。

 マスターの松岡金助さん(56)にお勧めを出してもらうことにしました。表面がパリパリの「手羽先」(二本・五百円)は、一口ごとにジューシーな肉汁が溢れ、つい骨までしゃぶってしまいました。開いた鶏ササミ肉にワサビを塗り込み、金串に刺して焼いた「さび焼き」(三本・五百三十円)は、食べるごとにツンとワサビの香りが口に広がり、鼻へと抜けます。「これしか注文しないお客さんもいますよ」とマスター。たしかに病みつきになるのも分かります。

 専用のガス台で生米から炊き上げる釜飯は、一人前がご飯一合弱のボリューム。常連さんの中には一気に二個を完食する猛者もいるそうです。鶏そぼろ、エビ、カニ、ホタテなど具材豊富な「五目釜飯」(九百円)は人気メニューの一つ。しゃもじで出来立てをしっかりとかき混ぜ、ふたをして約一分蒸らします。その際、釜は熱いので絶対に触ってはいけません。

 待つこと一分、期待を込めてふたを開け、釜飯とご対面。ご飯と具材がしっかりと混ざり合って、味がしみています。そしてカリカリのおこげの香ばしさがさらに食欲をそそります。

 お酒を飲まずに釜飯だけを食べに来るお客さんも多いそうです。大勢で食べ比べするのも良いですね。

 午後五時から午前二時まで。日曜休み(日月連休の場合は月曜休み)。

(取材・草嶋一介)

ケロコからひとこと

 いつも前を通っているのに入ったことのないお店ってありますよね。ここもそうでした。友達がお気に入りのお店があると言うので付いて行ったらここでした。お通しのキャベツの浅漬けの漬かり方が絶妙。丼いっぱい食べたいくらい。

 焼き鳥を頼んだら辛子が付いてきて、これもあり。さび焼きもおいしい。

 どの釜飯にしようかと迷っていたら、友達が「釜飯は決まってるの」と勝手に注文。鮭釜飯を2つです。それなら2種類にすればいいのにと思ったけれど、この鮭釜飯は誰にもあげたくないおいしさ。次は一人で2つ食べたいくらいです。