旭川市5条8丁目 TEL23―8686

 五条買物公園通りのフードテラス向かいの小路にある洋食店。今年で創業六十三年を迎える老舗です。

 昭和を感じる店内は一階がカウンター席とテーブル席、二階が宴会場になっています。旅行客からも人気の店で、来店客の二割が道外客。そのほとんどがリピーターだそうです。カウンター越しの厨房には二代目店主の田中輝彦さん(67)と息子さんが腕を振るいます。

 店内の壁に人気メニューのランキングが書かれています。一位は塩やき(千百八十円)、二位は肉ライス・ポークチャップ(千三百五十円)、三位はロースカツ(千三百五十円)、どれもライスとみそ汁が付きます。

 弊紙編集長おすすめのカツカレー(千円)をオーダーしました。スパイスの香り高いカレーに、とんかつが一枚ドーンと乗っています。カレーは舌に辛さが残らないほど良い加減で、ルーはゆるすぎず濃すぎず、スプーンですくうのに丁度良い、絶妙なバランスです。やはりまずはとんかつを。カレーのかかっていないところを一口。サクッとした歯ごたえと柔らかい豚肉のジューシーな味わいが広がります。そしてカレーが乗ったところを一気にほおばります。あぁ、う・ま・い…。

 銀座、フランス、スペインでフレンチの修行をした息子さんが厨房に入り、この頃は宴会大皿料理にはパエリアやアクアパッツァなどスペイン料理やイタリアンが出るそうです。

 先日の食べマルシェのグルメコンテストで同店の「ばくだんミートボール」がグルメ部門の大賞を受賞しました。歴史ある名店は、いまも進化中です。

 午前十一時から午後十時半まで。日曜定休。(取材・草嶋一介)

ケロコのひとことメモ

 最近の自由軒は勢いがあります。ご主人が息子さんと一緒に働いている姿は、見ていても気持ちがいい。去年のOh!ピンチョスで一番になりましたし、今年もまたたくさんの人が来店したみたい。やっぱりおいしくて、きっぷがいいお店には人が集まるんですね。

 先日、久しぶりに食べに行って来ました。ホタテフライに茄子の漬物、ご飯に味噌汁。おいしかったぁ。自由軒といえば、わらじ焼きに塩焼き。特に塩焼きは絶品です。

 あまり知られていないようだけど、宴会がすごいのだ。とにかく一度、宴会もしてみてください!