旭川市豊岡15条7丁目神田ビル

TEL070―5607―1389

 動物園通り沿い、環状通りを少し越えたところにある「養生のうえん旭川豊岡店」にお邪魔しました。

 当麻町で養豚と、米作や野菜の無農薬有機栽培に取り組む「養生農園」がアンテナショップとして昨年暮れにオープンしました。店舗は果物や野菜を産地直送販売する「ファームサライ美野里の箱」の一角にあります。

 養生農園の養豚は昔ながらの小規模養豚に徹しています。厳選されたエサで自然に近い環境で育てられた放牧豚「ワイルドポーク」はストレスが少なく豚肉本来の味になるのだそうです。二代目の粂田康晴さん(28)は「安全・安心な食を提供するためには手間隙を惜しみません」と話します。その熱血ぶりは父親ゆずりとのこと。

 一押しはワイルドポークのソーセージで作る「ホットドッグ」(四百三十円)。添加物は一切使いません。ソースはトマトソースか三升漬のどちらか。三升漬を選び、さっそくガブリといただきました。

 三升漬がほど良く絡み合ったソーセージは噛むほどに旨味が広がります。何と言ってもソーセージが美味しく、作り手の愛情が伝わってきます。米粉入りのパンとの相性も良く、歯ごたえがしっかりと味わえます。

 自家製有機栽培トマトで作ったトマトジュース(五百㍉㍑入り・八百五十円)は、見た目はとても濃厚ですが、いざ飲んでみると爽やかな酸味に驚かされます。店内では一杯三百円です。

 午前十時から午後五時まで。日曜、祝日定休。

(取材・草嶋一介記者)

ケロコのひとことメモ

 養生農園の放牧豚を見た時はビックリ。雨上がりだったので泥だらけになってブヒブヒ言ってた。ポークソテーを食べて、またビックリ。この美味しさは何だ…。そして御主人こだわりのソーセージ。

 この肉を使ったホットドッグが絶品。普通はトマトソースやケチャップなのに、手作り三升漬が入ってる。これが大正解。感動の味です。ホットドッグに三升漬を使うセンスは表彰もの。

 難点は、雪のない季節に当麻でしか食べられなかったし、豚肉も買えなかった。でも、アンテナショップがオープンし、食べたい時に食べられる。嬉しい。